彩時 / 浅蘇芳 あさすおう - ひっつき虫

COLOR ■ 浅蘇芳 あさすおう こんな色です


「ひっつき虫」とは、衣服や動物の毛につく雑草の種のこと。


愛らしいネーミング。


雑草の茂った草むらに入ると、必ずひっつき虫の被害にあいます。


Hanadairo


よく見ると「となりのトトロ」にでてきた"まっくろくろすけ"のようなかたちをしています。


種子の端や表面にごく小さな鉤が並んでいて、マジックテープのようにとてもよく張り付くのです。


Hanadairo

ひっつき虫の実、きれいな浅蘇芳色をしていました。


蘇芳(すおう)色は蘇芳というマメ科の植物からとれる黒味を帯びた赤色のこと。


今昔物語では凝固しかけた血液の表現としても使われる色なのだとか。


Hanadairo


あれから一週間、暗闇の中、蘇芳色を探してみました。美しい蘇芳色はみられませんでしたが、


衣服は枯色になったひっつき虫に見事にひっつかれました。


この植物は人間や動物など移動するものにくっつくことで生息地域を広めるよう自ら適応した姿です。


子孫を残すために・・・


ミツバチや昆虫に頼るもの


タンポポのように風に頼るもの


そしてこのひっつき虫のように大型動物や人間に頼るものまで


さまざまです。


COLOR ■ 浅蘇芳 あさすおう こんな色です

投稿日:2009.07.05
投稿者:はなはなさん
掲載ブログ:彩時 / hanadairo はなはなブログ
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