
与板衆♪
【直江兼続と与板衆】兼続は上杉景勝(かげかつ)の執政として、財政・外交・軍事の全般を掌握(しょうあく)していました。
多忙な兼続を支え、実務を担当した人々。
それが兼続直属の家臣団である与板衆です。
当時の記録によれば、兼続は上杉家の家臣団で最高の五万三千二百十七石という
知行高(ちぎょうだか)を与えられ、与板衆121名を配下に従えていました。
与板衆は直江家代々の家臣を中心に他国出身者や寺院などで構成され
与板をはじめ、三島・和島・寺泊などに拠点を持っていたことが知られています。
慶長2年(1597)に実施された頸城(くびき)などの検地は、与板衆の一人
河村彦左衛門尉(ひこざえもんのじょう)が奉行を担当。
景勝の直轄領である蔵入地の管理は山田喜右衛門尉(きうえもんのじょう)と
窪田源右衛門尉(くぼたげんうえもんのじょう)が奉行を任されました。
さらに佐渡・庄内など、拡大した領土の支配も兼続とともに担当しました。
与板衆は景勝の直臣(じきしん)らと同格の重要任務に従事することもあり
兼続の地位向上を背景にして、政権内の重要な任務を担ったのです。
兼続の仕事を支えながら、与板地域周辺に暮らした与板衆の活躍がしのばれます。
長岡市HPより抜粋
戦国時代、直江兼続を表裏から支えたのが 与板衆 ですが
現代の 『与板衆』 が造りあげた。。。とも言うべきお酒が
地元・与板にはあります。
その名も。。。
兼続の居城・与板城下で栽培された酒米を100%使用し
「水天蔵」の天然地下水を用いて、与板在住の 吉岡孝太郎杜氏 が丹精込めて仕込んだ
まさに 「与板の水・米・人」 が醸し出した生粋の純米吟醸酒です。
ラベルには 直江兼続の軍旗に採用されていたという三つ山が
封には 直江家の家紋である 三つ盛り亀甲に花菱 が描かれています。
そして、ラベル類の紙には 小国和紙 を使用しているそうです。
何故 小国和紙?! と思いましたが
兼続の実弟・与七 が、後に 小国重頼の養子となり、この小国氏を名乗るようになりますが
小国地域の、この地名を姓として名乗ったのが「小国氏」の発祥といわれているのです。
兄弟のコラボ。。。 とも言うべきなのでしょうか
与板の人の粋な計らいが、こういう細かい部分に表れているように思いました。
私がお邪魔した酒屋さん。。。
とても明るく元気なおばさんが応対して下さいました。
初めて行った日
「御免下さい」 と店に入って行くと、2階にある自宅部屋から出て来られました。
「あのぉ、『与板衆』はありますか?!」 と聞くと
「まぁ、こちらへどうぞ!」 と言って、私の質問には答えてくれない。。。 (^^ゞ
「ここにも酒はあるんだが。。。」
そう言って、 「天地人」「兼続」「お船の方」 などの関連商品を指されました。
(これらは、近場のスーパーでも手に入るお酒なんです。)
「あの、これではなく、「与板衆」 というお酒なんですが。。。」 再度言ってみると。
「やっぱり「与板衆」がいいんだね!
今は無いんだけど、来週には入ってくるよ。」 と。
無いものは仕方ない!
お店のおばさんは商売人らしい 明るく、人懐っこい人で
目的物が無かったにも関わらず
世間話をしたり、お酒や、与板に関するパンフレットを下さったり。。。
「また来ます!」 と言ってお店を出たのは、どのくらい時間が経ってからだったろう。。。
そして、また1週間後。。。 同じ店を訪ねてみました。
「御免下さい!」 と声を掛けると、やはり2階から階段を下りてくるおばさん。
私の顔を見るなり
「あ〜〜〜! やっと来た!!!
一昨日 酒が入って来たから、あんた来ないかな?!って待ってたんだよぉ〜!」 って。
そう言いながらも、「また来ます!」 は社交辞令と思っていたのか
本当に、またお店にやって来た事を喜んでくれているようで
お酒のお代を払った後も、またまた世間話したり、ちびには商品の飴まで下さったり。。。
「あ! これもあげるから。。。」 と、小冊子になった町のガイドブックまで
奥から持って来て下さったんですよ。 (*^_^*)
お酒1本買うのにも、ここまでドラマチックに感じたのは
やはり、おばさんの人柄に触れたからなんでしょうね!
さて、話しはお酒に戻って。。。
この酒屋のおばさんが言うには
普段だと、最後にお酒を沸かしてから瓶詰めされ、出荷されるんだそうです。
でも、今の寒い時期に関しては、最後の 『沸かす』 という作業をしないので
「生酒」 の状態で出荷なんだそうですよ。
この、火入れされない状態で出荷。。。が いつまでなのかは分かりませんが
私が買ったのは2月の初め。。。
本数限定酒の、さらに冬季限定品。。。というわけです。
おまけに、おばさんは
「出来たてのやつを 瓶に詰めて持って来たばかり。。。」って話してたし。 (*^m^*)
お店のおばさんの言うように
決して 燗などせず、冷蔵庫でキリッと冷やしていただきました。
口に入れた瞬間、まるで水を飲んでるかのようにスルッと入って来ます。
その直後 フワ〜ッ と甘みが広がり、その後からじんわりと辛味が
喉の奥にやって来ます。
あと味もスッキリしていると思いました。
旦那が 久保田 が好きで、いつも辛口の久保田ばかり飲んでいますが
一口でこんなに味の変わるお酒があるんだ。。。って、改めて思いました。
生酒なので、冷蔵保存していても
時間とともに微妙に味が変わっていくのも面白く、美味しかったです。
美味しいお酒に巡り合ったので、どんなところで造られているのだろう?! と
酒蔵にも行ってみました。 (ここは自力で探しました。)
中川酒造さんです。
与板には、残念ながら蔵元が無いので
酒蔵の場所だけは与板でなく、お隣の 三島 です。
酒蔵は、西山連峰のふもと、自然と良水に恵まれた静かな環境にありました。
今回のお酒には、与板の水が使われていますが
酒蔵の近くでは、代わる代わる水を汲みに来る人の姿があり
美味しい水があることが分かりました。
平成3、4、5、6、8年の 全国新酒鑑評会 ではみごと金賞を受賞!
5年連続の快挙だそうです。
この酒の酒米が栽培されている場所。。。
もし見つけられたとしたら、実りの頃 写真に収めてみたいな。。。と思っています。
投稿日:2009.06.27
投稿者:ちぇるしーさん
掲載ブログ:四季*おり*オリ*の散歩道で♪
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