6/12 『火焔土器の国 —5000年前のメッセージ』〜おらがとこのオンリーワン☆。


↑って、県立歴史博物館(長岡市関原)春季企画展も最終盤。6/14で終了なので、行って参りました。(次回の企画展は『直江兼続展』でござる)

縄文の華:火焔型土器は、中越地方の特産品☆☆。
いかにも「火焔」なダイナミックにしてアーティスティックな装飾を施した華麗〜♪な土器は、津南〜長岡にかけての信濃川流域(“中越火焔街道”とか申します)にしか見られない特異なものなのですじゃ。(縄文式土器自体は、全国津々浦々に分布しておりますが‥)

その「火焔型」が、常設でずららら〜〜っと大量展示されているのは、ここ長岡の歴博と、十日町市博物館。

数ある収蔵品の中で、長岡のピカイチが〈火焔土器〉。最初に発見され・世間を瞠目させた「芸術は爆発だ!」な一点。
〈火焔土器〉と名乗ることが許されている、唯一の品☆。
(固有名詞なのです。その他の同タイプの製品はすべて、「火焔型土器」との呼称となるだす。英語表記はKaen-type)

今回の企画展の売りは、「長岡の収蔵品(馬高遺跡出土。重文指定)と同時に、十日町市博物館収蔵の国宝☆☆(笹山遺跡出土:深鉢型土器群☆)と、津南の収蔵品が一同に会する」って点。

展示室の入り口付近に、十日町からやってきた最大級の大型の深鉢がででんと鎮座してる様は、見応えが。

しか―し!! 展示室を最後まで見ても、〈縄文雪焔〉はないのですなぁ―。。

あれは・・火焔型の中の火焔型。縄文土器の最高傑作☆。国宝指定の土器群の中でも、圧倒的な存在感と完成度☆。
プリミティヴアートの極致☆☆。

十日町市博物館の免震台の上に、静かに鎮座しているだろう〈縄文雪焔〉。マスターピースなあれと比べてしまうと、〈火焔土器〉も霞む。
〈火焔土器〉は火焔土器で、確かにいい出来ではあるんだけども・・〈縄文雪焔〉は“畏敬を覚えずにはいられない「神」な域の完成度”だから。。

火焔型土器の大量一括展示に満足はしたんだけれども、数見ればみるほど「やっぱ縄文雪焔が見たいよなぁ―」って想いをあらたに。。

この火焔型土器、装飾過剰ぶりから祭祀とか飾り物用途と思われがちなんですが・・実際これで煮炊きしていた!とゆー。。ワンダホー縄文人♪
火焔型土器に焼け焦げ跡とともに、内部にぶ厚い「おこげ」が付着して出土するんですが、その「おこげ」が、現在の穀物だとそんなにぶ厚く生成されない。「とち」とかそういう“粘度の高いもん”を混ぜ込んで炊いていたらしい。


【写真】 撮り放題!な博物館だもんで、あれこれ撮りましたが・・「これぞ火焔!」って凝った品の中、シンプルなフォルムがなんかアールデコを彷佛??させる一品。

投稿日:2009.06.12
投稿者:森村さん
掲載ブログ:テレビ日誌 徒然つづれ織り
※SNSなどログインしないと閲覧できない場合がありますので、ご注意ください。

拍手する
234拍手

注目のブログはこちら


閲覧したブログに応援の気持ちを込めてボタンをクリックしましょう。押されたボタンの回数は、カウントされ、サイト管理者の励みとなり、やる気となって、今後のブログ更新の励みになっていくことでしょう。